スポンサードリンク

初めまして!

今年の4月に入社しました加納です

少し自己紹介をさせて頂きます。

高校卒業後に、文化財学を専攻後、テキスタイルに興味を持ち、大学を編入という少し変わった経歴があります。

文化財という言葉はあまりなじみがないと思いますが、人間の文化によって作られ、価値あるものと現在まで残されてきたもののことを指しています。

時々、「重要文化財に登録された。」というニュースが流れたりしますよね。

私は、その文化財がどんなふうに保存、修復され、後世に受け継がれていくのかについて、技術と座学の両方から学んでいました。

そのような学問に触れていたからか、そこに込められた思いを想像しながら、博物館、美術館で展示物をじっくり観察するのが好きです。

ブログで展示会で見たものやニットの歴史についてなど、皆様に発信出来たらいいな、と思っておりますのでよろしくお願いします。

早速ですが、今回はとても基本的なセーターとカーディガンの語源を調べてみました。

御存知ない方はご覧くださいね!

セーター

調べると(英語sweater)セーターは編み物による衣類でトップスに当たるものの総称とあります。

本来は、セーターとは形状として頭から被るプルオーバー(pullover),前開き型のカーディガン(cardigan)を含めてセーターと呼ぶようです。

ただ日本では一般的にはセーターとはプルオーバーを指すのみで使用されます。

歴史

11世紀ノルマン人が地中海のシチリアに進出した際、ノルマン人はイスラム世界の手芸技術を学び、イギリス海峡に位置するガンジー島、ジャージー島に伝えたと有ります。

この二つの島がイギリスではセーターの起源の地とされています。https://www.knitmag.jp/29858

セーターは元々イスラムの手芸技術が基礎になっており、イギリスの寒い海に漁に出る作業着として丈夫なものとして存在していました。

日本語におけるセーターとは英語のsweaterを音写したもので英語のsweat(汗をかく)に由来します。

1890年代にアイビーリーグのフットボールの選手がトレーニングの際に汗をかく為に編み物の上着をユニフォームとして用いた事が元になっているとされ、その他のスポーツに着用されるようになり一般化していった経緯が有ります。

1891年の米国陸軍フットボールチーム(ニットタートルを着ています)

画像引用:https://ameblo.jp/nirenoya/entry-10062707637.html

その後20世紀に入り機械編みの普及により大量生産が可能となり、飛躍的に普段着として普及していきました。https://www.knitmag.jp/33988

英語圏ではこうした名前で認知されていきましたがあくまで英語圏での話でフランス語圏では汗に関係付ける表現は有りません。

カーディガン

カーディガンは前開きのニット衣類の総称ですが、元々は軍事用に開発された衣服だったことは御存知でしょうか?

クリミア戦争

    画像引用: http://kintaku3.blog.fc2.com/blog-entry-459.html?sp

クリミア戦争(日本にペリーが来航した同時期)時にイギリスのカーディガン伯爵戦争で負傷した兵士達の保温の為に素早く着られるように考案したものと言われています。

前開きの為に負傷していても、また軍服の上からも重ね着する事が出来た事で非常に重宝したと言われています。

まさか戦争から来ているとは知りませんでした。

今回はセーターとカーディガンという最も耳になじみのある言葉の語源を調べてきました。

ではまた!

スポンサードリンク

BLOG TOP